ADHD的LIFE

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発達障害は天才や成功している人が多い?嘘もほどほどにしろ

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発達障害やADHDでぐぐると基本的にネガティブな記事ばかりだが、中にはあの偉人は発達障害だったとか発達障害は天才が多いとか、ポジティブな記事もでてくる。
もし貴方の子供が発達障害で「うちの子は天才になるかも!」「他所の子と少し違うのは凡人ではない証拠!」と淡い期待を抱いていたら、認識を改めたほうがいい。

 

そうそうたる顔ぶれのADHD・発達障害の偉人達

最近、有名人が発達障害カミングアウトすることも増えている。
カミングアウトした有名人を見ると、やっぱり人と少し違ってる印象は確かにある。

adhd-guide.info

こちらのサイトではそうした有名人のまとめられている。
そうそうたる顔ぶれだ。日本人を見ただけでも、ミスター・ジャイアンツの長嶋茂雄から天才画伯の山下清、最近ではネガティブ過ぎるモデルの栗原類もあげられている。
あの世紀の大天才アインシュタインだってADHDらしいのだから驚きだ。

 

発達障害であれば天才や偉人になれるのか?

このようなまとめを見ると、何だ発達障害ってネガティブなイメージあったけど、天才肌なのかとか、結局個性が強いだけなのでは?とか思えてしまっても不思議ではない。
それに発達障害は過集中やこだわりがあるから、物事がハマったら滅法強いだろうし、と思ってしまう人も多そうだ。
現実は「多くの発達障害は過集中が発動しても人並みか人よりちょい上がいいとこ」なのである。

凡人+発達障害」の組み合わせはこんなもんだ。メリットは人よりちょっと作文がうまいかなとか、レゴブロックがうまいかなとか、絵がうまいかなとかそんなレベル。
そして遥かに発達障害のデメリットのほうが問題がある。

天才+発達障害」の組み合わせは本当にすごい人が現れるかもしれないが、それは生まれ持って知能が抜群に高かったり、運動神経がずばぬけていたり、感性がものすごかったりと+αの部分がすごく大きい。
それにそのような天才だったとしても、コミュニケーションが原因で干されたりして成功しなかった人も多いだろう。

 

結局凡人の発達障害はどうすればいいか

人並みにできることや、人よりちょい上くらいに出来ることを食い扶持にして生きていくことが一番マシに生きれるかと思う。が、それって案外難しいし、僕も実際できていないと思う。
以前記事にしたが、もし発達障害持ちのお子さんがいる方はこの記事を見てほしい。

owaterune.hatenablog.com 

発達障害が人生において成功する可能性は、幼少期の教育も大きいと思う。
天才や偉人にはなれなくとも、得意分野を引き伸ばしてやることが一番なんじゃないかなと僕は思う。