ADHD的LIFE

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発達障害は遺伝や環境が原因なのか3つの観点から調べてみた

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発達障害の自覚症状がある人や、身内に発達障害持ちがいる人は、その原因が知りたいだろう。
遺伝的な物であれば、正直、ある程度はどうしようもないし、後天的なものであれば、何か改善策があるのではないかと思うのが普通だと思う。

僕自身も、過去に何故こんな厄介な障害を抱えることになったのか知りたくて、自分なりに調べてみたりした。

今回は発達障害の原因は何なのか、なるべく簡単にわかりやすく見ていこう。

 

発達障害は先天的な障害?後天的な障害?どっちなの?

結論から言うと、先天的な障害。
つまり、オギャーと産声を上げた時からだ。

なので、決して胎児へのタバコの煙が原因でもないし、アルコールが原因でもない。(まぁ胎児に悪影響は変わりないからやめといたほうがいいけど・・・)

そして、誤解されがちだが「子供のしつけ・育て方」が原因ではない。

つまり、そういう特性をもって生まれてきたということ。
後付けでそうなったわけではないのだ。

大人になって発達障害の症状が出てきたと言う人もよくいるが、それはストレス、いわゆる、うつ病の症状で脳の機能が低下している、もしくは今まで自分が気が付かなかっただけで、そういった特性を持っていたという可能性がある。

 

先天的な障害ということは、やっぱり遺伝が原因なの?

正直な話、医学的に未だによくわかっていない。
ただし、そういった傾向というものはあるらしい。

事実、僕の父親は注意力散漫だし、僕はそれをしっかり引き継いでいる。
これは思い込みなんかではなく、父親も母親も、

「お父さんの子供じゃあ仕方ないね(笑)」

と、諦めモード。いや、僕は笑えないんですけどね。

まぁこれは「たまたま僕がその負の部分を引き継いでしまったということ」で、人間の遺伝子というものは、とても複雑な物。

発達障害を持っていない両親からも、発達障害の子供が生まれることはあるし、発達障害持ちの両親から、そうでない子供も生まれる。

よくよく周りを見て考えてみてほしい。

お兄ちゃんは超イケメンで勉強もスポーツもできるのに、弟は・・・
的な、「本当に同じ両親で同じ環境で育ってるのかよ!」みたいな、気の毒なケースは身の回りに沢山あるだろう。

だから、「遺伝なんてものは、無限にあるくじ引きをするようなもので、気にするだけ無駄」なのだ。

周りにそういうことで悩んでいる人がいたら、そうアドバイスしてあげよう。

 

男女による、発症率の違いなどはあるの?

結論から言うと、男4:女1くらいの割合で発症率が違う。

え、男ってダメじゃんと思うかもしれないが、それは男と女の役割が違いが現れているからだ。

まず、会話能力の差を見てみよう。
女性はおしゃべり好きなのは世界の共通だが、男女の1日の会話における単語数の差は男性が7000語に対し、女性は20000語に達するらしい。

なんで女性がおしゃべり好きなのかはともかく(所説色々あるので、自分で調べてみてください。)、女性のほうがコミュニケーション能力にすぐれているのは確かだ。

コミュニケーション能力に長けている、女性のほうが、アスペルガー症候群のような症状が出にくいのは予想がつく。

 

次に多動性(ADHD)の部分を見てみる。

男の子のほうが女の子より、活発的なのは言うまでもないだろう。
太古の昔から、男は外へ狩りをしに行き、女は家を守ってきたので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。

そもそも、ADHDの特性は狩人(ハンター)に最適なものだったと研究があるくらいだ。

ADHDは直感や五感で、衝動的に動いてしまうことが多い。雑音にも敏感。
飽きっぽくて、興味の対象が次々と移る。

また、過集中という特性があり、自分が好きなものに対しては異様に集中力が高まるという一見するとカッコいい特性をもっている(ことも多い)。

owaterune.hatenablog.com

それらをうまく使って動物を仕留めていたらしい。

なるほど。そう聞くと、たしかにハンターとしては優秀そうだ。
だが、現代では安定性の高い、農耕的な生活が求められるわけで。

・・・現代ではクソの役にも立たないことの方が多いけどね!
モンハンでもやってましょう。ってことですかね。

そう考えると、発達障害って人間が進化するうえで、いらなくなった部分なのかもしれない。

つまり、「女性的な部分が多くなった現代社会においてはその特性は障害となる」ということだ。
なので、「男性に発達障害が多いのは当たり前」と言える。

 

まとめ

今回のまとめを箇条書きしてみる。

  • 発達障害は先天的な障害であり、環境や子育ての問題ではない
  • 遺伝的な要素はあるが、遺伝子の優劣なんて運にすぎないから気にする必要無い
  • 男性のほうが発達障害率は多いが、それは男女の役割の違いによるもの

世の中、まだまだ偏見を持っている人は多く、発達障害は親のしつけがなってないからだなんていう人もまだまだ多くいるが、こうしてみてみると、本人の特性によるものが多い。

とはいうものの、親が理解していれば、子供が得意なもの、興味があるものを延ばしてあげられる可能性がある。

owaterune.hatenablog.com

なので、子供の特性を知っておくことは、とても重要なことだ。

以上、発達障害は遺伝や環境が原因なのか3つの観点から調べてみた。でした。