Googleから不正確な医療情報とみなされアクセス数が半減した話
2017年12月7日以降、アクセス数が半減した。
これまでも日によってはアクセスがあまりない日もあったが、それは一時的なもので、平均で見れば誤差のようなことが殆どだった。
しかし、今回はどうやら様子が違う。
原因を調べたところ、google検索のアルゴリズム変更らしい。
このブログは発達障害をテーマに扱ったブログだが、どうやらgoogleには医療というカテゴリに認定されていたようだ。
公式ブログでも以下のように発表されている。
この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。
僕は発達障害当事者ではあるが、医療の専門家でもなんでもない。
googleから見れば、信憑性の無い情報を発信している邪魔な存在となりえるのだ。
もはやこのブログはダメかもしれない
僕は、ADHDとしての経験談やノウハウ、自分なりに調べた結果をできるだけわかりやすく、僕なりの言葉で記事にしてきたつもりだ。
それは確かに自分の思い込みや考え方が反映されているものでもあるし、専門家ではないので、信憑性がないものかもしれない。
しかし、そもそも発達障害という障害自体がグレーゾーンで、どこからどこまでがそれにあたるのかわからないし、具体的な治療方法もなく、社会支援もないものだ。
だからこそ、僕のような素人が書いたようなブログでも、同じように発達障害に悩んでいる人から共感を得たり、読んでもらえたりしたのだと思う。
・・・でも、それはgoogle検索でたどり着いたからだ。
googleが方針を変えて、専門性が高い医療サイトを検索で優遇すれば、僕のような個人の考えに基づいたこのブログなんてひとたまりもない。
ブログと言うものは読んでもらえる、アクセスがあるから書くことが出来る。
おそらく多くのブロガーの人たちは同じように思っているだろう。
もちろん、このブログに広告を張っている以上、お小遣いが多少もらえるというのもあるが、それは微々たるもので、お金を稼ぐためにはブログを書く時間で他のことをしたほうがよほど効率がいい。
だからアクセスがあるということが、読んでもらえるということが、とても重要なのだ。
もし、誰にも読んでもらえないものになったら、それはもはや日記でいい。というか書く意味がなくなってしまう。
同じ悩みをもっている人に向けて書いても、読まれないんじゃ書く意味なんてないから。
個人が発信できる小さな情報まで埋もれてしまうのは悲しいが
たしかにネット上には、間違った情報が溢れているし、コピペですませたような記事も沢山ある。
それは取り除かないといけないものかもしれない。
でも、それによって個人が発信できる小さな情報まで埋もれてしまうのもどこか違う気がするのだ。
綺麗で信憑性がある専門家が書いた情報しか上位に表示されなくなり、同じように悩んだり、考えたり、苦しんでいる人達が書いた記事が消え去るのは悲しい。
素人にしか書けないことだって沢山ある。発達障害当事者にしか書けないことだって沢山あるけどそれは評価されない。今後は。
まぁ時代の流れだと思って諦めるしかないか・・・。
今回が最後の記事になるかもれない。
以上、Googleから不正確な医療情報とみなされアクセス数が半減した話、でした。