発達障害が無職になった時の食いつなぎ方
発達障害は運に恵まれないと転職が多くなってしまいがちだ。
僕も理由は様々だけど、3回ほど転職している。
このご時世、転職先は中々見つからないし、焦ってキツイところに入社してしまえば、履歴書を汚すだけとなってしまう。
就職先をしっかり探していると、失業保険が切れてしまうこともよくあるだろう。
アルバイトすればいーじゃんというけど、基本ポンコツの発達障害はアルバイト先を間違えると酷い目にあうのだ。
発達障害とアルバイトは相性が悪いことが多い
発達障害にとって体育会系である飲食店のアルバイトは過酷だ。
マルチタスクを多く要求されテキパキと仕事ができないと、ヤンチャな人達に後ろ指を指されるだろう。ほぼ間違いなく失敗するからやめとこう。(経験談)
次に工場等の生産系、これは運ゲーだ。本当に流れてくるタンポポに菊の花を添えるだけみたいなバイトもあるからだ。これなら多動性などがなければ、本当に誰でもできる。
しかしテキパキと動きながら器用さが求められるような組み立て系がある場合は別だ。
やはりここでも「あいつ使えねーなー」が待ち受けている。
「誰でもできる簡単な仕事というのは、テキパキと動く器用さが要求される」のだ。
あれちょっとした小遣い稼ぎも出来なくね?
このようにバイト先によっては使い物にならなくなる僕らだが、お金がないと生活はできない。かといってアルバイトでは使い物にならないし、いつ辞めるかわからないのに人との関わりが煩わしいと考えてしまう方も多いのではないだろうか?
そう考えると、食いつなぐというのは案外難しいということがわかる。
本当に一人で出来る仕事は単発系が多い
本当の意味で「誰(発達障害)にでも出来る簡単な仕事」というのは単発系が多い。
具体的に言うと以下がある。
・交通量調査
基本的に一人でカチカチするだけ。
13時間(内休憩4時間くらい)で10000円くらい。
・プラカード持ち
基本的に棒立ちして、たまに訪ね人が来ると誘導。
8時間で8000円くらい。
・ティッシュ配り、チラシ配り
8時間で10000円前後。
・ポスティング(ポストにチラシを入れるお仕事)
入れた枚数によるが、時給800円前後。
自分のペースで出来るのが強み。
このような1日だけの短期アルバイト はショットワークスで募集していることが多いのでオススメだ。
単発系の良い所は、日当が比較的高く、何より煩わしい人間関係が無いと言うことだ。
基本的に人間性能は求められないのでオススメできる。
パソコンを使った在宅ワークを考える
単発系アルバイトだけでは不安定な方は在宅ワークも検討しよう。
僕はクラウドソーシングサイト(CrowdWorks 等)で主にライティングの仕事を請け負っていた。
ライターと言うと難しそうだが、極端な話、日本語とブラインドタッチさえできれば、誰にでも出来る仕事だ。
成果報酬型なので、時給と言う概念はないが、一文字の単価で大体を割り出すことができる。
僕の場合は1000文字で1時間前後かかる。興味がある分野はもっと早く書けるし、そうでない分野は800文字くらいになってしまう。
請け負う仕事を吟味すると大体1文字0.5円~1円くらいに落ち着くだろう。
つまり時給500~1000円くらいになる。
こう聞くと苦労に見合わなそうだが、通勤時間0時間で好きなときに仕事をしていいという計り知れないメリットがある。実際に僕は空いた時間を作業に当てて、一ヶ月1万程度は稼いでいる。
また、僕は使ったこと無いサイトだがより、高単価でライティングの仕事専門に募集しているサイトもある。
クラウドソーシングサイトで慣れてきたらこちらのライティングに特化したサイトを使ってみるのも良いだろう。
ちなみに在宅ワークでは「データ入力の仕事も沢山あるが、多くが時給に見合ったものでないことを覚悟したほうがいい」。
例えば150件の入力項目があり、1項目1分でできますという謳い文句の仕事があり、報酬は3000円だったとしよう、時給に換算すると悪く無い。
が、実施にやってみると、1項目に3分かかって、慣れても2分はかかるという仕事がザラにある。
詐欺と言えば詐欺だが、1分で作業できる人もいるかもしれないのだから、こちらは泣き寝入りするしかない。
データ入力に限らず、「在宅ワークは自分で仕事を見極める」必要が多いのでそこは注意したほうがいい。
追記
無職になる前にやっといたほうがいいことも記事を書いてみたので、よかったらこちらもどうぞ。