発達障害にもできる神アルバイト、交通量調査について熱く語ろう
求人広告でアルバイトを探してみると「誰でもできる、簡単なお仕事です」というのを目にするだろう。しかし、発達障害にとってはそうとは限らない。
対人コミュニケーションが残念だったり、仕事が覚えられなくてポンコツだったりする、発達障害にとっては、簡単なアルバイトのルーチンを覚えるのだって、何かと苦労する。
それでもまだ、学生や20代前半は良いだろう。社会経験少ないから失敗しても仕方ねーやと、周りの目は穏やかだ。
しかし、これがいい歳こいたオッサンやオバサンだったら、というと、歳下からは馬鹿にされ、歳上からもやっぱり馬鹿にされるだろう。生きててごめんなさいってなる。
誰でもできる、簡単なお仕事のはずなのにできないってことは、もはや普通の人からみれば宇宙人的な存在だろう。
なので、発達障害にとって、アルバイトの選び方というものはとっても大事。
今回は、「発達障害でもできる、簡単なお仕事です」と胸を張って言える、神アルバイト「交通量調査」という単発バイトについて熱く語らせてくれ。
ほぼ覚えることが何もない
まずね、このアルバイトのマジですごいところは、ただ通行した車をカチカチ、カチカチとカウントするだけという、「本当にまったくもってスキルがいらない」というところだ。
マジで覚えることはなにもない。
というか、幼稚園生でもできるんじゃないかなというレベル。
とにかく覚えることが無さすぎて書くことがない、本当に無い。
よく、そんなアルバイトつまらないと言う人いるが、まぁこういったアルバイトは基本単発であり、お金目的なんだから、面白さは基本的にいらないのだ。
変に複雑なルーチンをやらされて、やらかすことにくらべればよっぽどいい。
その場限りの人間関係が気楽すぎる
次に、単発のバイト特有の人間関係がとっても気楽。
そもそも、担当する場所によっては1人だったりもするわけで、その場合は休憩の交代タイミングで声をかけるだけだ。
交差点などの場合は2人で担当して、片方が上と左を見て、もう片方が下と右を見るといったりする場合もあるが、その場合は人通りが少なければ、談笑したりもすることもある。
といっても、本当に初対面の会話なので、当たり障りの無い世間話が殆どだし、話しかけてくる人は話し好きで大抵話が旨い人なので、案外楽しかったりする。
そして、大抵、共通認識になるのが「こんな楽な仕事したことがなかった」というのが笑える。
自由行動の休憩時間が沢山ある
休憩時間は大体2時間に1時間くらいある。
その間は公園で休んだりしてもよいし、ファミレスでお茶してもよいし、コンビニで立ち読みしてもいい。
完全に1人での休憩となるので、基本的に交代時間に遅刻さえしなければ、何をしてもいい。
交通量調査のアルバイト現場は家の近くやよく知ってる場所もあるかもしれないが、そんなに都合よく近所ばかりでは無いと思うので、大抵は知らない土地でやることになる。
なので、僕だけかもしれないが、見知らぬ土地を散策するって結構楽しい。
なんかワクワクするんだよね、いくつになっても。ただし方向音痴の発達障害も多いと思うので、念のために言っておく、迷子にだけはならないように。
もちろん、そんなことには興味ないって人はスマホいじったり、本を読んでいたりしてもよい。
とにかく、自由行動なので、気が楽だ。
日当と作業時間はこんな感じ
大体この2つのパターンだと思う。
- 24時間(うち8時間休憩)で2万円
- 12時間(うち4時間休憩)で1万円
いずれも作業終了後に手渡しで貰える。
尚、現場までの交通費は出ないので、電車賃を考慮すると12時間じゃ割に合わないというのであれば、24時間を選択したほうが効率がいい。
ただし、いくら簡単な仕事とはいえ、24時間やった後の疲労は流石に辛い。
というか朝方の車の通りが少ないときなんて、半分寝かかってしまうレベル。
もちろん、仕事なので寝てはいけないし、現場を見回っている監視員もいるので、気力を振り絞って頑張るしかない。
なので、家帰ったら半日は動けないとみたほうがよいだろう。
移動などの拘束時間を考えると、時給的には良くはないが、まぁとにかく楽なので余裕で許せるレベルだろう。
ベテラン作業者のリピーターが多く、なぜか優しい人が多い
実をいうと、この交通量調査というアルバイト、ベテラン作業員のリピーターがとても多い。
まず、作業が簡単で、コミュニケーションも最小で済むというのが一つの要因。
次に、一度作業した人はメールを登録しておけば、アルバイトの情報が入るという点が多いことだ。
登録者には、こんな感じのメールがくる。
- 自動車、歩行者をカウントする作業。
- 集合場所:XXX駅
- 日時:11/11 6:00 ~ 19:00
- 日当:1万円
交通量調査の仕事というものは、人を常時雇うものではないので、必要なときに必要な人数を集めなくてはならないので、作業できそうな人を囲い込んでおくということだろう。
そういった事情で、交通量調査のアルバイトには、リピーターがとても多い。
そして、なぜか優しい人が多い気がする。
どういうことかと言うと、普通の仕事に嫌気がさした人や、何らかの事情で会社員を断念した人、何らかの副収入があるので、たまにバイトすればいい人、等々特殊な事情を持つ人が多いからだと思う。
そういったある意味、普通のレールから外れてしまった人達、悪い言い方をすれば、社会不適合者がやることが多い仕事なので、心のどこかに負い目がある分、人に優しくできるのだと感じる。
なので、基本的に初心者には優しく、交通量調査業界のアレコレを教えてくれる普通に良い人が多かった。
デメリットや気を付ける点もあげていく
まず、欠点としては外でやる仕事なので、夏は暑く、冬は寒い。
特に「冬は防寒着は必須アイテム」と言っていいだろう。
そして、多少の雨の日でも決行することが多いということだ。
対策としては、「傘とレインコートを必ず用意しておくのと天気予報を見ておく」ということ。天気があれる予報があれば応募しないのも手。
次に意外に忘れがちなのが、筆記用具を持参するということ。
シャーペンと消しゴムは必須なので忘れないようにしよう。
トイレの場所も確保しておく必要がある。
できれば気兼ねなく使える公園等の公共施設がベストだが、付近に無い場合はコンビニやパチンコ店のトイレを借りるしかない。
ただし、お金を使わずに、何回も入るとなると苦情が来てもおかしくないので、「休憩時間にはトイレの場所を複数個所探しておこう」。
あとは基本的に、早朝に駅集合なので、交通費を勘定して割が合うか、そもそもその時間に電車に乗って間に合うか等を考慮しておく必要もある。
どうやって募集を見つけるのか
昔は求人広告などでも募集があったが、最近ではインターネットが発達したこともあり、Webでの求人が殆どだ。
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バイトルでは、交通量調査のアルバイトも案件も多く、登録しておくとよいだろう。
同様に単発バイトに特化したサイト、1日から働ける激短バイト!ショットワークス に登録しておくのもオススメだ。
できれば「複数サイトを登録しておくほうがいい。理由としては、サイトごとに違う案件を持っているから」。
また、「交通量調査のアルバイトは人気も高く、募集されたらすぐ応募しないと締め切りになってしまうことも多い」。
なので、色々なアルバイト関連のサイトに登録して、チェックするとよいだろう。
まとめ
- 交通量調査は発達障害でも問題なくできるアルバイトである
- 単発なので、嫌な人に遭遇する確率が低い
- 休憩時間は一人で気ままにいられる
- 相場は12時間or24時間で1万円~2万円が多い
- ベテランやリピーターが多い
- 辛さは天候に左右される
- サイトごとに扱う案件が違い、すぐ埋まってしまうことが多いので複数サイト登録するのがおすすめ
以上、発達障害にもできる神アルバイト、交通量調査について熱く語ろう、でした。