ADHD的LIFE

ポンコツ管理人による世の中にいる5%のポンコツな人達向けの誰得ポンコツブログ

ADHDとお金の管理の話「定額課金に気をつけろ」

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ADHD傾向の人はお金の管理ができない人が多いと言われてる。
計画性がないとか衝動買いが多いとかコレクター気質があるとか。

僕は言うと、自分で言うのもあれだけど、あまり無駄遣いするタイプではない。
もともと高級志向みたいなものもないし、どちらかと言えば、コスパが優れるものを買ってニヤニヤするタイプなのだ。

別に節約志向というわけでもないのだが、いわゆるローン地獄に陥ったりしたことは今のところないだろうし、多分今後もないと思う。

だけど、昔から忘れがちなのは年会費とか月額課金とかの定額課金が発生するタイプの管理だ。
この手の管理は本当に苦手で、忘れていると延々と無駄金を払うことが痛い。
覚えてる時点で使わなくなったらすぐに解約すればいいのに、ADHDの先延ばし傾向もあるのだろう。

自分への戒めも込めて、今まで無駄金を払ってしまっていたものをまとめてみた。

 

いままで無駄金を払ってしまったことがある商品達

・月額課金制の会員サイト

・ウィルス対策ソフトの年会費

・クレジットカード年会費

他にも沢山あったような気もしたのだが・・・上二つ、月額課金制の会員サイトについてはまぁまずは「基本的に明細は定期的に必ず見ようよ!」という話。
僕はあんまり明細見ない傾向があったので、忘れたころに見て、この課金なんだっけ?というのが多々あった。

まず、月額課金サイト、古くは着メロサイトとかその辺まで遡るけど、最近では「PSPlus」で半年以上無駄金(トータル6000円くらい)を垂れ流してしまった。

ゲーム興味ない人はスルーして構わないけど、PSPlusというサービスはPS4でオンラインゲームの機能を使う場合ほぼ必須。

これがやっかいで毎日ゲームやるようなヘビーユーザだと課金しっぱなしでもいいのだが、たまーにゲームをやる人間にとってはいちいち月額課金をその期間だけしなくてはならない。(なくても遊べるソフトも多いが、機能が制約されたりする)

なので、稀にソフトを買って遊ぶタイプの僕はついつい忘れてしまい、「何か月もソニーに上納金を収めてしまうことが多々ある」のだ。PS4でゲームをやる人は注意したほうがいい。

ウィルス対策ソフト、これも完全にやらかした。
もう捨ててしまった古いWindowsXPのPCにノートンを入れていたのを忘れてて、2年間くらいずーっと課金されていた。。。(トータル10000円くらい)

そもそもウィルス対策ソフトはWindows7から標準機能でついているので、ノートンは既に使っていなかった。
よっぽどあんなことはこんなことをするユーザーでない限り、普通の人はそれで十分なのだ。

余談だが、ウィルス対策ソフトを有料で使ってる人は一度無料に切り替えられないか検討したほうがいいと思う。固定費の見直しは大事。

定期的にクレジットカードの見直しもしよう

無駄な課金を切るのも大事なんだけど、そもそも使用しているサービスが自分にとってメリットがあるのかを把握するのも大事。

僕が最近見直したのは、三井住友VISAカードとTUSTAYA T-CARD PLUSの2つ。

まず三井住友VISAカード、これは一番最初に入った会社で強制的に作らされた。
銀行一体型のカードで管理はしやすいが、還元率は0.5%、年会費1350円(10年トータル13500円)という、正直三井住友VISAのブランドはいいんだけど、イマイチなスペックのカード。

だけど、碌に他のクレジットカードを調べもしなかった僕はずーっと愛用していた。

1%以上の還元率で年会費無料のカードも沢山あるのに、知らなければ延々に損をしていたところだ。
やっぱり自分が使ってるものの把握って大事。なんでも調べないとダメだ。「無知なことはマジで損」なのだ。

あと、TUSTAYA T-CARD PLUSはネット配信がない時代にレンタルDVDを借りていた頃に作ったカード。

その時はクレカ一体型なら年会費無料ですよーとの甘い言葉で作ったカード、どうやら1年に1回使わないと年会費とられるらしい。というか、古いT-CARDだと5万以上買い物しないと年会費(540円)とられるようになったらしい。
多分3年分(トータル1620円)はとられてる。

そもそも年会費無料だから作ったわけだし、DVDやCDを貸りることもめっきり無くなったし。これも解約。

とはいえTポイントは割とどこでも貯まるので、T-CARD自体はもちたい。
そこで、年会費無料、還元率1%の【YJカード】 に置き換えることにした。

年会費無料で還元率もよいからこれをメインカードにするかも。

ざっと調べただけで3万円は無駄にしている

今までの不要だった・置き換え可能だった定額サービスを振り返ると、判っただけでも3万円は無駄にしてきた。
塵も積もれば山となるとはまさにこのこと。

とにかく明細をちゃんとみること、自分が課金しているサービスの価値を把握することが大事だ。3万円あれば割となんでもできたよ。。。

 

 

ADHDの僕はとにかく傘をどこかに忘れる

ふと思ったことがある。ADHDの自覚症状がある人たちで飲み会したらきっと楽しいだろうなと。
人は共感する生き物だから、同じ経験や体験をした話を結構盛り上がる。
例えば子供の頃何が流行ったとか、あそこの飯はうまいよねとか。

普通の人には理解されにくい、というかただのアホの子に思われている可能性すらある僕たちだけど、同じADHD同士ならそのポンコツエピソードも「あるある」「わかるわー」と、「自分だけじゃないんだな」って妙な安心感がでたりするんじゃないかと。

なので、僕自身のポンコツ部分を晒してみようと思う。

 

ADHDの僕はとにかく傘をどこかに忘れる

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とにかく僕はあらゆるところに傘を忘れてきた。今まで犠牲になった傘の数はいったい何本なんだろう。20本はくだらないはずだ。
とりあえず天気が良くなれば大体は傘をもっていたことを忘れてる。

子供の頃はあまりにも傘をなくすので母親に「あんたわざとなくしてるの?」と言われショックだったことを鮮明に覚えている。

 

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ごめんよかーちゃん・・・

悪意がわけじゃないんだ。ただポンコツなだけなんだよ。
と言いたいところだったけど、それはそれで母親に悪いので、「ごめん、今度から気を付けるよ」と言っておいた。まぁまたすぐになくすんだけどね。

ちなみにあまりにも傘をなくすので、「傘をなくすことは普通なこと」だと思い込んでいた。それを身近な人に話したら「え、ふつうはそんなに無くさねーよ」って言われた。普通の注意力がある人はそんなに無くさないのだ。

まぁ会社や学校に忘れてもそれは置き傘になるのでそれは致命的にならない。

しかしどうしても注意しなくてはならない場所がある。

 

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だいたいこのパターンでなくしてきた。
電車の手すり部分に傘をかけてそのまま傘が旅に出てしまう王道パターンである。

電車で座れて寝ちゃったりしてる時も多く、寝ぼけていたり、慌てて電車から出たりとどうしても注意力散漫になるのだ。

最近では一応傘を置く前にインプットしておくことにしてるので以前より無くすということは減った。けど、まぁ100%無くさない自信はない。

owaterune.hatenablog.com

僕が至った結論としては「高い傘は買わない」。無くすことを前提で考えることした。もうしょうがない。ダメなものはダメなのだ。
お洒落な高い傘を買って無くさない人ってホントすごいと思う。。。

発達障害は身近に潜んでいる攻撃的な人の餌食になりやすい

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世の中良い人ばかりではない。
当たり前のことだけど、運よく周りに恵まれているとそれが当たりまえに感じてしまう。もしかしたら、今、たまたま運がよく周りに恵まれているだけなのかもしれない。

むしろ、僕らはそう考えたほうがいい。
発達障害は環境に適応できないときはトコトンひどい目にあうからだ。

 

身近に潜んでいるかもしれない攻撃的な人

僕が二社目に入った会社は小さい会社だった。
面接のときには社長と面談をし、第一印象としてはちょっと裏がありそうだけど、基本的には優しそうな人に感じた。

基本的に小さい会社は何でもやらなければならない。新人なら猶更。
入社してから朝一の仕事はコーヒーメーカーをセットする仕事だった。

ある日僕はコーヒー豆を少しだけ零してしまった。
それをたまたま見ていた社長は「こんなこともできないの?」とイキナリ説教モード。

僕以外の同僚がそれと同じことをしても軽く笑われる程度だったと思えた。正直すごい理不尽に思えた。
誰がやっても良い仕事を進んでやっていたのに、ちょっと失敗したらこれかと。

いや、多分これはきっと僕が気にくわないんだ。多分今までずっとそれを隠してきただけに過ぎないんだ。と何となく直感で判った。

 

世の中には人を叩くことで己の身を守っている人がいる

その社長は弱いものイジメが大好きなんだと思う。
そして、そうやって自分を守ってきた。
その手の人たちは自分より弱いものを見つけそいつを標的にすることにより、自分への批判を向けないようにする。
意図的にやってるわけではないんだろうけども。

こういったタイプは大抵世渡りがうまく、出世していたりする。自分より弱いもの「発達障害」に敏感だ。
人とちょっとした違いを見抜く発達障害キラーと呼べる人種だ。

 

些細なことでもレッテルを張り叩く対象

それからというもの、僕は些細なことで何かと説教をくらった。
そして恐ろしいのがそれが社長だということ。
瞬く間に社員に僕の悪評が誇張され広がった。

そして、社長以外にも同じタイプの人間が先輩にいた。
この人はまさに思考回路は社長と同じような人で、事実社長とも仲が良かった。というか金魚の糞みたいに見えた。

当然、僕をあらゆる角度から攻撃してきた。
その攻撃方法はすさまじく、「初めて僕がやるような仕事内容を一度だけ説明し、それを僕が極めて正確に先輩に説明できないとネチネチと30分説教」といった正直お前、説教したいだけだろ。といったスーパーパワハラマシーンだった。
周りも明らかにいじめの域なのに見て見ぬふり、人間って怖いね。

 

精神がおかしくなる前にとっとと辞めることにした

正直ここにいても病むだけだなと思ったので辞めることにした。
社長に「辞めます」と告げたら「そうか・・・残念だね」(ニッコリ笑顔を顔に出さまいと珍妙極まりない顔)と言ったのを今でも忘れない。

ちなみに、ADHDの僕だが、「後にも先にもこんな酷いイジメを受けたのはこの会社だけ」だ。
だからどちらかと言えばこの会社が特別なんだろう。

だが、周りに攻撃的な人がいないとも限らない。そういった人たちの対象は発達障害に向きやすいのも事実。できるだけ目を付けられないよう気を付けよう。

発達障害は過集中を味方につけろ

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アスペルガーやADHDは「過集中」という特殊な体質をもっていることが多い。
そもそも「過集中」とはなんぞやと言うと、読んで字のごとく、「過剰に集中」している状態だ。
物事に集中できるってことは注意力散漫なADHDにとっては良いことではないのか?
と思う人もいると思う。確かにそういう面もあるが、メリットばかりではないので、良い面と悪い面を書いていこうと思う。

 

過集中が発動するとどうなるのか?

簡単に言うと普段のポンコツ状態から人並みかそれ以上のパフォーマンスをもって物事に取り込める。
例えば、読書感想文やレポートをものすごい勢いで終わらせることができる。とか。
プログラミングをものすごい勢いで書くことができる。とか。

少年漫画やライトノベルなんかでよく普段はダメダメな主人公が覚醒してものすごいことがアレの現実的な感じの能力だ。

もちろん人によってパフォーマンスに差がでると思うが、ある種のスイッチみたいなものがあるのは僕の経験談として確かだ。

 

基本的に興味がある分野でしか過集中は発動しない

そもそも、この能力は残念ながら自分の興味がある分野でしか発動しない。
例えば、英語を学ぶ時に第一印象的にあんまり得意じゃないけど頑張ろうとか・・・うまくは言えないが、無理やり頑張ろうとしてる状態なんかではまずこの能力は発揮されないと思う。
要するに自分が苦手とされる分野、興味がない分野には全く意味がない。というか、元の人間性能もあると思うが、殆ど集中力できないので人並み以下となる場合が多い。

 

自分が好きなものに対しては勝手に発動する

例えばこれが勉強や仕事に利用できれば良いのだが、自分の趣味などにも発動されてしまう。

適度に楽しむ趣味はもちろん良いことだが、例えば大学のレポート期限が迫っているときに、後先考えずにずーっとオンラインゲームにハマっていたりだとか、やらなければならない仕事があるのにひたすら長編漫画を読みふけっていたりだとか。

これはADHDの先延ばしや、計画性の無さもあるかもしれないが、自分をコントロールする術を知らないと趣味に没頭しすぎてやるべきことができなかったりする。

 

集中しすぎて逆にヤバイ

本当に没頭できる人は飯を食うのを忘れ、トイレにいくことを忘れ、時間が判らなくなり、周りのことが全く分からなくなるくらいに集中できるらしい。

そして人の集中力は無尽蔵にあるわけではないのではなく、ある種の前借りみたいなものであり、通常モードに戻った後のダメージが相当でかいらしい。

僕はそこまでではない。確かに普段より圧倒的に集中はしてるが、飯は食うし、トイレにも行くし、時間が経つのは早いなぁと感じるが、人の声が聞こえなくなるまでは集中できてはいない。
この辺は発達障害でも千差万別なのかもしれない。

 

過集中のメリットの部分を味方につけろ

発達障害の最大の対策法は自分を知ることだ。 

owaterune.hatenablog.com

この過集中というある種のスイッチはメリット・デメリットがある。
そのデメリットを理解した上で、メリットを仕事に生かせば武器にもなり得る。
興味がある分野には発動するなら、単純に興味がある仕事に就けばいいんだ。

だからこそ、社会に出る前・社会に出た後も、自分が少しでも興味がある・得意なことがあるどれかを探さなくてはならない。そして興味がある・得意なものがある方向へ進路を取らないといけない。
そういった分野でなければ人並みに働けないのであれば。

僕は学生時代に発達障害なんて言葉自体知らなかったけど、自分は興味がある分野でしか人並みに働けないんだろうなという確信があった。いつか記事に書こうと思う。

 

追記

先日放送された、金スマで発達障害のピアニストの野田あすかさんの特集があり記事にしてみました。一部過集中についても紹介されていたので、よかったらこちらもどうぞ。

owaterune.hatenablog.com

 

ADHDは履歴書をパソコンで書くべきだと思う理由

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ADHDはその特性上、転職が多くなってしまうことが多い。
2017年6月現在、景気は上向いて求人が多くなっていると言っても、日本は未だに新卒主義。よほどの人材でない限り、たくさんたくさん、本当にたくさんの履歴書を送りまくる必要があるのだ。

無職になった時のお小遣い稼ぎについては以下を参照。

owaterune.hatenablog.com

 

学生時代に教わった履歴書の書き方は根性論の塊だった

僕は学生時代に就職課から履歴書は手で書くべきだと言われた。
履歴書は手書きで書くことにより、相手に誠意を伝えるものだ。
丁寧に一文字一文字丹精込めて書き、文字のバランスを考え、ミスをしてしまったら修正液などは使わず、一から書き直せ。」と。

学生だった当時の僕はそういうものなのかと思い、一生懸命手で書いた。
何回失敗したかは忘れてしまったけど、きっと沢山失敗したのだろう。
幸い一番最初に受けた会社(給料面では超絶ブラック)はすんなり受かってしまい、その時は履歴書を書くのはそれだけで済んだ。

ADHDにとって根性式の履歴書の書き方はあまりに過酷だった

時は流れ、超絶ブラック企業をついに辞めるときがきた。
多くのマニュアルには在職中に就活しろといった内容が書かれているが、僕は在職中に次の職を探すといった器用なことはできなかった。
仕事をこなしつつ、求職・面接をこなすのはものすごいパワーがいること、もちろんヘタレな僕にはそんなないのだ。

ので、仕事を辞めてから求職活動を始めた。
学生時代に言われた根性式の方法で、手書きで一文字一文字丁寧に書いたつもりが、

漢字を書き間違え、消滅。

文字のバランスが狂い、消滅。

書けたと思って油断してたら汗でインクがにじんでしまい消滅。

ハンコがきれいに押せなかったから消滅。

・・・消滅、消滅のオンパレードである。ゴミ箱に無残な姿になった履歴書が溢れた。

普通の人でも、手書きで履歴書を書くということはかなり大変なことだ。
ADHDの僕には本当にしんどい作業だった。
そして、いつしか履歴書を書くことを諦めた。

職業訓練校で教わったまともな履歴書の書き方

そんなこんなでまともに就活できなかったが、密かに行ってみたかった職業訓練校の試験を受けてみた。職業訓練校についてはまたどこかで記事にしようかと思う。

職業訓練校は一応は国の機関、一定数を卒業までに社会復帰させるノルマ的なものがあるみたいだ。
なので、履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、面接の仕方等等、ちゃんと実践的なものを教えてくれる。
職業訓練校の履歴書、職務経歴書の書き方は

パソコンで書くことを推奨する。手書きで書くのは今の時代ナンセンス、そんなことをするより、1社でも多く書類を送れ」とのこと。

おいおい、学生時代の就職課のオッサンはなんだったんだ。
だけど、こちらの言ってることのほうが理に適っているなと思って聞いていると、
手で書いて失敗して嫌になって結局その日が終わってしまう人等も多いので、今の時代パソコンでコピーして使いまわすべきです。」とのトドメの一撃。

あなたは超能力者かなんかなのですか?
と、こちらの考えは職業訓練校のオッサンにはすべてお見通しだった。

ADHDは根性式はやめてパソコンで履歴書を書こう

そんなこんなで、履歴書をパソコンで書くようになってからは、それなりに履歴書を量産できるようになった。
あと、パソコンで履歴書を書くと、自分の好きなフォーマットに改造できるのもいい。

例えば、趣味・特技・学生時代の部活動等といった僕にとっては何の長所にもならない欄も消せるのだ。(もちろん面接で聞かれることを想定して用意はしておくけどね)

何よりほとんどコピペでいいし、志望動機を書きかえる程度なので楽チン。
履歴書に何時間もかけるくらいなら、ハロワやWebで仕事を探したり、他のことをしたりするほうが何倍も有意義だ。

中には手書きの履歴書しか認めない、そんな面接官もいるだろうが、そんな根性論が蔓延っている会社は碌な会社ではないので書類選考で落としてもらったほうがお得だ。

あとは写真、これだけは写真屋で撮ったきちんとした写真を貼ったほうがいい。
これも悪しき日本文化だが、(他の国では履歴書に写真を貼らなくてもよい国も多いらしい)第一印象はやはり顔だ。証明写真と写真屋の写真では全然違う。写真屋の写真はかなり「盛ってくれる」のだ。

手書きで何回もミスるくらいなら、最初からパソコンで書くことをお勧めする。

パソコンを持っていない方はBTO(自分でオーダーするパソコンのこと)【FRONTIER】 等で購入すると家電屋等で買うメーカー製よりも値段や性能面でお得だったりするのでお勧め!

ADHDが車の運転をする際の注意点

 

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僕はゴールド免許を保持している。
まったく乗らないペーパードライバーではなく、日常的に車は乗っている。
というのも会社が辺境の地にあるので通勤で車を乗る機会は多く、1か月1000km弱は乗っている。

無事故無事犯な僕ではあるが、それでも自分はなるべくなら運転しないほうがいいと思っている。

 

owaterune.hatenablog.com

だが、現実的に考えるとよっぽどの都心部でもない限り、車の運転は避けては通れないとも思う。
今回はADHD目線で安全に事故・違反を起こさず運転するコツをまとめようと思う。

まずは車間距離を空けること

これは交通安全対策などでずーっと言われ続けていることなので、今更感があると思うが、交通事故で一番多いのは追突事故なのである。もっともポピュラーな事故と言えるだろう。
追突原因を考えると、前方不注意・居眠り・前の車が急ブレーキを踏んだ等くらいだと思う。
急ブレーキを踏まれたとき以外はADHD的には気を付けなければならない部分だと言える。

もちろん体調を万全にして、運転に集中することは大事なことだが、追突事故のほとんどは、車間距離を大きく空けてれば防げるのだ。
よくいる必要以上に詰めてくるドライバーを反面教師にしつつ、前方の車がどんなにトロトロ走っていても、仏のような穏やかな心で安全距離を保つのが大切だ。

 

初めて車で走る道は特に注意すること

ADHDは方向音痴が多い。私もその一人だ。
一つ前で曲がらなければならなかったのに通り過ぎてしまうなども日常茶飯事・・・とはさすがに言わなないが、稀にある。

日常的に注意するべきことは一方通行標識の見落としだろう。
自転車や徒歩などでよく知っていたつもりになっていた道でも、実は一方通行だったということはよくある。
うっかり気づかなく入ってしまって対向車でもきたときにはもう頭の中は真っ白になるだろう・・・。

方向音痴マスターの僕がおすすめするのは慣れるまではカーナビを使うということ。
カーナビなら一方通行のルートは識別してくれるし、ナビ通り走れなくてもリルートしてくれる。
とはいっても、何年も地図更新がされていないカーナビなんか使えないという人もいるだろう。そんな人はスマホのナビアプリを使うといい。

SmartTap オートホールド式 車載ホルダー EasyOneTouch2 ( 伸縮アーム 粘着ゲル吸盤 ) HLCRIO121
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僕は上のようなスマホホルダーにYahoo!カーナビを使用している。
コスパがよくて十分カーナビの代わりになるので、おすすめだ。

まとめると、「ADHDがやらかしやすそうな玉突き事故を回避するために車間距離を保ち、方向音痴はカーナビに頼りまくれ!」という何とも当たり前な内容になってしまったが、基本が大事!ということにしておこう。

大人になる前に発達障害の自分にできないことを整理していこう

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無駄なことだが、人生を振り返ってあの時こうしていたら、と思うことが多々ある。
いや、正直な話だがトラウマのオンパレードだ。

こんな簡単なこともできないのかと見下されたり、なんで皆できてるのにできないの?と問いかけられたり、無駄に同情されたり変な目で見られたり。

ADHDのオフ会があるとすればきっと、トラウマあるあるで盛り上がることこのうえないだろう。

 

なぜか入ってしまったテニス部お話

僕が中学生だった頃、よせばいいのにテニス部に入った。
その頃から運動神経なんて何もなかったのになんでテニス部になんかはいったのだろうか。
きっと見栄を張りたかったのだと思う。それに心の中で自分でも努力すればという甘い希望があったのかもしれない。
スポーツアニメや漫画などの影響もるだろう。
男に産まれてきた以上、少年がスポーツに憧れるのは無理もないことだ。

案の定、僕はみんなと同じ練習をしているのに周回遅れもいいところの、まさにテニス部の底辺的存在となった。

とはいっても、そこは中学の部活。
ひとりずばぬけてできなくても、チームメイトと同じ練習はさせられる。練習試合もあれば参加しなくてはならない。

そしてついにその日はやってきた。

 

初の練習試合。結果は散々

スーパー足手まといの僕でも一応は部員。
一人だけ練習試合にださないというわけにはいかなかった。
僕が入っていたのは軟式テニスだったので、ダブルスが基本形式だ。
入って間もない1年生だから、じゃんけんで適当にチームが決められた。
僕と同じチームになった子は顔は曇ったが、その時点では表にださずにいてくれた。

試合がはじまってみると、スーパー足手まといの僕はミスを連発し、サービスは入らず、まさに役立たず、というか、いないほうがましなんじゃないだろうかというくらいの活躍をした。

僕はそれでも自分なりに頑張ったんだと思うけど、相方もついに我慢の限界だったらしく、「リアルに石を投げられた」そして・・・相方は「悔し泣きをしていた」。

このとき自分も泣いてもおかしくない状況なはずだったと思うが、妙にあっけらかんとしていた。

僕はこの時やっとわかった。それはホントはもうとっくにわかっていたことだけど、見て見ぬふりをしてきたこと。
どんなに頑張っても、自分にはできないことがあるんだ」と。

 

もしも発達障害に悩む学生がこのブログを見ていてくれたら

きっとどこかで苦労していると思う。
もしかしたら鬱鬱として、碌なことがない日常かもしれない。
僕も色々なトラウマを背負っています。このエピソード以外にも沢山。

そんな中で、「自分が人並みにできないこと」を整理してきたんだと思う。
意図的にやったことではないけど、失敗を糧にして。

そして僕は人並みにできないことはもう諦め、自分ができそうなことでとりあえず、お仕事をなんとかしています。

もちろん、むやみにトラウマなんて作りたくないだろうけど、「失敗しないと自分ができることかどうか」すらわからない。

僕は碌な人生歩んでいないし、これからも歩めないだろうけど、同じ土俵に立つものとしてアドバイスをするとすれば、大人になるまで自分の特性を見極めて、自分が生きていく道を探すのがいいんだと思う。